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STUD-and-TUBE
2001年年末〜2002年年始に掛けて、名古屋近郊の街にある Wiz の実家に帰省しました。
それにあわせて、新幹線の切符は29日のお店開店と同時に名古屋に到着できる時間を指定。 帰省の日が近づくにつれ、気分はウキウキワクワクと盛り上がってまいります。
とは言え、名古屋といえども100万都市、行き当たりバッタリで歩いてどうにかなるとは思えません。それなりにめぼしを付けておかないと… 途方に暮れて、他の方のページで「名古屋で古いレゴを見つけた」とレポートされていた○○さんに、ご迷惑は承知で「この年末年始に名古屋に行きますが、どんなお店に行けば良いのか分からず困っています。”良い店”を見つける『コツ』と『ねらい目エリア』を教えて下さい」とメールを出しました。
だからといって他人様を頼ってばかりではいけません。私なりのやり方でも、出来るだけのことはやらなきゃネ。
それでもこの”虱潰し作戦”のおかげで、街のおもちゃ屋はお年玉を握った子供のために年末年始も平常営業な事が発覚!なんてありがたいんだ!流石は子供の味方!(と言って義父に「子供?」って突っ込まれたけど) 名古屋到着早々、出迎えてくれた義父への挨拶もソコソコにリストを手渡し、地図とにらめっこして効率的なコースを組んでもらいました。 まずは1軒目。
実際、90年代半ばを中心にあるある… でもドラゴンマスター(赤い屋根の城)とかスケルトンサプライとか、ほとんどが持っているものばかり。
厳選の結果 #6337 Fast Track Finishのみをゲット。 続いて名古屋でチェーンでやってる『B』へ。
80年代のおうちだったりの涎物。グフグフと不気味に呟きながらジオラマを眺めていると、40ソコソコのパパさんが来店するなり「ハリポタはありますか?」と目の前の残り1つのハリポタを掻っ攫っていきました。もとより現行品はビッグカメラと決めているので、動揺はないものの、ハリポタ人気のすさまじさを垣間見た気分。 ここではじっくりジオラマを堪能したものの、結局手ぶらで店を後にしました。 続いて、秋に Wiz が一人で訪れた事のある『C』に発進。
黒の宇宙シリーズのヘンなロボットやらポリスボートやら、お宝ざっくザック!しかも全部当時の定価だよぉ!むぉ〜ロイヤルキング城が \15,800- って値引きしてるよーっ! 厳選の結果、前回 Wiz がここで購入して窓・スロープ透明のパーツが充実していた #520 と、ゼンマイモーターが光輝く #550 の二つに決定。 どちらも古い基本セットなので、大半のブリックは硬くなって使えませんが、幾つかのレアパーツとアイデアブックが魅力の逸品です。しかも、合わせて\9,700-を\9,000-にしてくれちゃった。
ここまでで取敢えず一休み。
ご飯を頂きながら午後の作戦会議も怠りません。私が作ったリストを眺めながら『花丸がついてるって事は、絶対に行きたいってコトだね』との義父の一声で次のお店が決定。 ところが『D』への道は、思いのほか険しいものとなりました。
困り果ててお店に電話すると『来たいたいって、家にかね?店にかね?』『ああ、昨日も電話をくれた人かねぇ?ほんでも来てもらっても大きいのしか残ってらんでよー』『ちょっと倉庫見て見るけどねェ、わざわざ来られるほどのもんもないと思うけどねー』 …なんで素直に「来てね」と言えないかね… 田舎の気の良いオバチャンと言うべきなのかも知れないけど、短気な私はプッツン。調子を合わせる気遣いもなしに「取敢えず今から伺いますから、場所を教えて下さい」ときっぱり。 やっとこ辿りつくとそこは小さなスーパーの一角に入っている文房具屋。お店の前でさっきのオバチャンが待っていて、『あぁ、さっきの人ですかねー。ウチも昔は沢山玩具扱ってただけどねぇ、倉庫見たらこの二つしか残ってらんでよぉ…』と、のんびりと指差す先にあるのは、なんと #740 と #6985 Cosmic Fleet Voyager っすよぉぉぉぉ!!!
『息子が建築学部に行ってどうたらコウタラ…』
ひたすら低姿勢に、花火をネタにおだてたり…オバチャンがやっとしゃべり疲れた頃合を見計らって #6985 のみゲット!#740 もとーっても魅力的なんだけど、ウチは既にテクニックとトレインの9Vで備品が揃っちゃてるんでこちらはぐっと堪えて止めにしました。 もう、大満足の三乗くらいの心持で探索第1日目を終了しました。
今日は Wiz の実家恒例の年末リゾートの日なので、あまり大胆に動き回るワケには行きません。 1軒目は『T』と言う、なかなか良さげな名前のお店。
やっと見つけ出した店構えは、鍵は開いてるけど半分シャッターが閉まっています。しかもお店の中は暖房がないどころか無人。奥(多分住居)では人の声がしているのに、いくら呼べども音沙汰ナシ。 廃業したのか営業中なのかも判別できない不思議な状態。
それでも誰かが出て来るのを待ちながら雪崩を起こしかけてる陳列棚を物色すると、LEGO は見当たらないけど古〜い自動車とか光るブロックとか、畑違いのお宝が呆れるくらいウンサカ積んであります。
結局 LEGO はなかったんで手ぶらで店を出ましたが、なのになんでこんなに時間が掛かったンでしょ? 二軒目は Wiz 弟御用達の『U』と言うお店。
店員さんに問い合わせようとするも1階のレジではガンマニアがたむろ、2階ではファイナルギャザリング大会の最中と、中々声を掛けられる雰囲気ではありません。 なんとか声を掛けて「他に在庫残ってませんか?」と聞くも、ガンの客に比べて LEGO の客は金にならんのか単なるオヤジの趣味か、解答は『ウチは在庫はおかん』のツレナイ一言のみ。
今日は収穫なしか?でもまぁ LEGO のために帰省してるワケじゃないんだし(?)… そして本日三軒目の『V』に到着。
まずは数日前から Wiz が探していた #6572 Wind Runners を発見。これは黄色の透明プーリー三つがお目当てなんだそうな。定価\1,000-のクセにフィグも2つついて、なかなかグー。しかも今まで知らなかったエクストリームとかいうヤツ。 どちらも定価なのでコチラとしてはニンマリだけど、「これ(#4225)、箱が潰れちゃってるんですけど、綺麗なのないですかねぇ?」とオバチャン問答を持ちかけて見ました。すると『在庫がもうないので、その分値引きします』と、15% も引いてくれちゃった!
本日の探索はこれにて終了。一見すると昨日に比べると見劣りはするけど、欲しかった黄色の透明プーリーとティム坊にピンポイントに出会えたので大収穫です。
早速組み立てた #6572 で大はしゃぎする孫の姿に気を良くした義父の『明日行く店、調べときなよ〜』の言葉に、何気に携帯電話を取り上げるとそこにはメールの着信マーク。
私からのメールの内容は「”良い店”を見つける『コツ』と『ねらい目エリア』を教えて下さい」と言う厚かましいメールだったのにも関わらず、返事が遅れて申し訳ないとかこのメールが受け取れるかを心配してくださったり…もう、それだけでありがたくって、感謝の言葉もありません。
…なのに、それなのに、私の携帯は 250 文字までしか受信できない旧式モデルなため、折角送っていただいたお店の名前がフッツリと削除されてしまっていました。
お店の名前がわからないという事よりも、折角の好意で教えて頂いたお店の名前を、こんなくだらない理由でムダにしてしまうなんて、申し訳が立ちません。さりとて夜中では”虱潰し作戦”も使えず…
海を見ながらの優雅な朝ご飯が終わり、チェックアウトと同時に本日も LEGO を求めての戦いが始まり…のハズだったのですが… しかし、昨日頂いたメールでロストした情報をムダにするワケにはいきません。到着と同時に気を取り直して、○○さんから受け取った 250 文字を手がかりに市内地図とインターネットタウンページで情報収集です。
最初の『α』は29日に訪れた『B』のチェーン店でしたので、場所も連絡先もすぐにわかり、年末年始は平常営業の確認もすぐに取れました。
まずは”△△△の近く”を手がかりにとある住所を割り出すも、この近辺の所番地にはおもちゃ屋は見当たらず。
程なくして『β』と言うお店に行き当たりました。早速問い合わせの電話を入れると『古いの?あるにはあるけど、最近そう言うお客が多くってねぇ』とエラク不機嫌な口調。でもまぁ、”ある”というからには行かねばなので営業時間の問い合わせをすると『元旦も通常通りやってますので、是非いらして下さい』と掌を返したかのようなお愛想。
娘を中心にして賑やか和やかに迎えたお正月、お昼すぎまではのんびりマッタリと過しました。 最初に向ったのは『α』というチェーン店。
二階に上がるとフロア中ほどに、メールでいただいた情報の通り、90年代半ばのものが並んでいます。
つい数週間前にヤフオクで入れ物だけで \800- で落札した #4144 が新品(当然ブロックも入っている)で置いてあるかと思えば、日本未入荷のはずのアルファチームが並んでいたり、ちょっと不思議な品揃えのお店です。 一般的に言うとこれだけ揃っていれば充分に『古 LEGO があるお店』なのですが、この数日のラッキーと比べるとどうしても見劣りしてしまいます。それに、どれもカテゴリー違いだったり既所有だったり…収穫なしで店を後にしました。 続いて向かったは、昨日”是非いらして下さい”と言われた『β』です。
かなりの不安を抱きながら地図を片手に20分程歩けども、相変わらず民家らしきものは出てきません。結構広い道路にも関わらず車もほとんど走っていないし、東京なら通りの角毎にある所番地の表示も一切なし。 マジでこんな所に玩具屋があるのか?
不安と寒さがピークに達した頃、遥か前方に暗闇の中浮かびあがる団地の影!
2階の外壁が全てショゥウインドーと言う瀟洒な建物。店内に入ると明るく清潔なフロア。キチンと整理された陳列棚。
一瞬たりとも疑った私が悪ぅ御座いました!
#6338 Hurricane Harbor は斜め窓・駅ホーム基盤・ボート…それにシールと言えどもオクタンとハーバーマークの可愛らしさは無視できません。
どれも状態はピカイチってのも嬉しい限りです。
熱に浮かされたみたいに頭グワングワンでレジに向かうと店主らしきおじさんが『昨日電話くれた人ですか?なんか最近お客さんみたいな人が多くってねー、バタバタっとなくなっちゃってるンですよ。ちょっと前まではこのヘンまでビッシリあったのにねぇ』と、売れて行くのが迷惑なような口ぶり。
どうして素直に「ありがとう」って言えんかね? が、今日の大荷物を見てあきれ返る義父母の顔を見るのはしのびなく、帰宅の挨拶より先に荷物は部屋に隠しました。そして実際、この数日で買い漁った LEGO の山を見た義父は『東京までどうやって持って帰るんだ?』と、呆れるを通り越して絶望的な表情をしておりました。 かくして「年末年始、LEGO の旅」は終焉を迎えたのでありますが、想い返せばそりゃぁもう、DoCoMo の請求書は見たくないってくらいに頑張った私は偉かった。
でもそれ以上に、自分の足で掴んだ情報を惜しげも無く提供して下さった○○さん、貴重な正月休みを運転手と子守りに徹してくれた義父、探索の間に食事の支度や樹紀の洗濯物を引き受けてくれた義母、自宅まで送るためにプリンターの箱を発掘してくれた弟2号。
整理しきれないLEGOに囲まれる幸せな悲鳴の中、当分新規購入はしないと希薄な決心をしつつ、次回の帰省の際には豊田・豊橋辺りを狙おうか。そろそろ海外からの直接買い付けにもチャレンジしようか。 そしてこのテキストをまとめている 2004年現在、#6985・#6338・#6543・#6571 は着々と増えてゆく未開封 LEGO 達と共に、我が家の”未開封 LEGO 庫”の肥やしになっております…
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